装備したてのどうのつるぎとかわのよろいでは勝てない敵
ちょっと嫌になっていたのかもしれません。
日に日にバレていく女慣れしていない感じ。
一人では何もできないやつ。
それが如実に相手の態度に表れ始めて、メールもなかなか返ってこなくなり、
もう自ら終止符を打とうと思いました。
「大事な話があるので、喫茶店来てくれませんか?」
最初に話した喫茶店で終わろうと思いました。
仕事が終わり喫茶店に向かいしばらくしてその子が来ました。
たわいもない話をしてから入ろうかと思っていましたが、
空気を読まずにw 「話ってなんですか?」って言われましたw
あ、こういう感じなんだ。とさすがの私も冷めました。
「好きです。付き合ってくれませんか?」
どういう言い方だっただろう・・・もう棒読みだったのか。泣きながらだったのか。
それすらあまり覚えていませんが、相手の最低な反応だけは覚えています。
口に手を当てて大笑いされました。
当然、ごめんなさい。されました。
そして話が終わったからという理由でその子はその場を去りました。
私はしばらく一人でこれまでの事を考えたかったので喫茶店に残りました。
今なら分かりますが、おそらくこの話をみんなに言いふらしたのでしょう。
何人かがそれらしい反応で私に接してきました。
敢えて言います。最低な女でした。
当時は全然分からず、恋愛するってこういうもんなのかなの勉強色が強くて
楽しいと思い込んだ事もありましたが、最終的には嫌な記憶だけがトラウマ的に
残ったのかもしれません。
それから沢山の女性と出会い、恋愛をしましたが、
この時の嫌な恋愛は一度として無かったので、本当に最初に嫌な女に出会っておいて
良かったと今なら思いますw
成長する機会を敢えてくれたと思う
私はかなり落ち込みました。(初めてでしたからね告白もw)
仕事が手につかないくらいまでいきました正直。
それを見かねた例のモテる先輩が心配そうに声を掛けて事情を聞いてくれました。
改めて本当に良い先輩でした。(今思えば都合よく使われていたのかもですがw)
その先輩から言われた言葉はまだ覚えています。名言でもなんでもないですが
「この世界には、その子以外に女の子が沢山いる」
今思えば普通の事を言っているだけなのですがw 本当に救われましたw
そして、冷静にダメ出しされました。
「お前は女の子を知らなすぎる」
悔しいですがその通りでした。一度も付き合った事がないという事が
こんなにも惨めで悔しい思いをするのかとこの時は本当に嘆いていました。
「これから俺がお前を鍛える」
鍛える? 良く分かりませんでしたが、その言葉がこれからの私を
大きく成長してくれるようになります。
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