昨日なんですが、ふとテレビ番組表を見ていたら
「脚本家X」という文字が見えました。
私自身、文章を書くのは好きですが、
アイデアがなかなか出てこなかったり、アイデアが出てきても、
うまく表現出来なかったりするので、
「プロの方はどうやって脚本を書くんだろう?」
という素朴な疑問から番組を見ました。
その感想を書きたいと思います。
テーマは学園、5分間のショートドラマ
学園をテーマに書くとなると、
皆さんはどういった事を浮かべますか?
教室・校庭・恋愛・部活。
ネタは沢山ありますよね。
名作と言われている学園ドラマは、
いわゆる青春を色んな形で表現している作品が多いと思います。
今回の番組では、そんな「学園」をテーマに、
普段は脚本家ではない芸能人の方々が短いドラマを作っていました。
しかも5分間。
これが個人的にはかなり興味深かったです。
5分というと短く感じますが、
その中に登場人物、設定、物語、伏線、
そして最後のオチや感動まで入れないといけない。
普通に考えたらかなり難しいですよね。
だからこそ、
「どうやって5分間で一つの物語を完成させるんだろう?」
という部分にも注目して見ていました。
1本目は 青春と回想
HYの仲宗根泉さんの作品です。
「366日」の作詞をされた方といえば、
もう少し印象が強いでしょうか。
お話は、卒業式の日のシーンから始まります。
卒業式を終え、長い時間過ごした教室に戻って来る主人公と友人。
将来の夢を語り合う中で、主人公は漫才師になるということを告げる。
そこにもう1人教室へ入って来て、とあるカセットテープをラジカセで流します。
それは2年前のお話。
先ほど登場した3人に加え、もう1人の計4人で漫才を披露しています。
その漫才の様子をカセットテープに録音しています。
漫才の途中で1人教室を抜け出し、それについていく2人。
残された1人はカセットテープのところへ向かい、
聞かれるか聞かれないか分からない内容を録音する。
そして……。
ここから先はネタバレになるので言いません。
ただ、テンポの良さと最後の感動、
最初の主人公の夢が見事に絡み合っていて、
見ていてスッと入って来るお話でした。
「あぁ、これがいつも作詞等で言葉を繋ぎ合っているプロの方か……」
と、ちょっと感動しました。
歌詞を書くことと脚本を書くことは全く同じではありません。
でも、「限られた時間の中で言葉を使って何かを伝える」という部分では、
共通しているのかもしれません。
そう考えると、普段何気なく聴いている歌の歌詞も、
少し違って聞こえてくる気がします。
2本目は少し異色作
2本目は、どぶろっくさんの作品でした。
どぶろっくさんのネタを普段から見ている方は、
「そっち路線かな?」
と思う方もいるかもですね笑
そこまで露骨なものはありませんでした。
ただ、
「お? お?」
みたいな感じでお話に引き込まれていく感覚は、
さすがだと感じました。
最初にいきなりマチュピチュが登場して、
「ん?」
となったり、
ポンチョっぽい服を着た人と日本の学生が
何かを企んでいる描写から始まったり。
何をするのかわくわくするのに、
内容はバカらしくて、でも登場人物はとても一生懸命。
それが逆に「青春だな」と感じました。
恋愛が絡んでいるにはいるのですが、いわゆる王道ではなく、
そこは芸人さんなりのスパイスが入っていて、
「見ていて面白い!」
という作品でした。
エンディングはネタバレになるので例によって言いませんが、
キーワードは「縦笛」です笑
気になる方はぜひ番組を探して見てみてください。
短いからこそ難しい
今回この番組を見ていて、もう一つ感じたことがあります。
それは「短い作品ほど難しいんじゃないか」ということです。
長い作品なら、登場人物の過去を説明したり、途中で寄り道をしたり、
物語をゆっくり進めたりできます。
でも5分しかない。
そうなると、余計な説明をしている時間はありません。
最初の数十秒で「これはどういう話なんだろう?」と思わせて、
登場人物を理解してもらい、最後には何かを感じてもらわなければいけない。
これは文章を書く上でも同じなのかもしれません。
ブログの記事でも、最初から長々と説明してしまうと読者は離れてしまいます。
「この記事は何について書いているの?」
ということを早い段階で伝える。
その上で、自分なりの経験や感想を加えていく。
今回の番組を見て、そんなことも勉強になりました。
脚本というものへの興味
私は以前から、脚本や物語を作ることに興味があります。
ただ、実際に書こうとすると、
「設定は思いついたけど、その先が続かない」
「頭の中では面白いのに、文章にすると何か違う」
ということがよくあります。
だからこそ、今回のような番組を見ると非常に勉強になります。
プロの方がどこに伏線を置くのか。
どのタイミングで情報を出すのか。
どうやって最後に物語をまとめるのか。
そういったことを意識して見るだけでも、
ただテレビを見るのとは違った楽しみ方ができます。
そして何より、
「自分もやってみたい」
と思わせてもらえることが大きいです。
上手く書けるかどうかは別として、まずは書いてみる。
短い物語なら完成させられる可能性も高いですし、
5分間のショートドラマくらいの感覚で、
登場人物を2~3人に絞って物語を作ってみるのも面白そうです。
最後に
普段から作詞だったり、お笑いのネタだったり、
ストーリーを考えるという意味では、脚本にも全て繋がっているんだなと改めて思いました。
もちろん、それぞれプロとして求められる技術は違うと思います。
でも、人に何かを伝えるために「言葉」と「物語」を使うという部分には
共通するものがあるのかもしれません。
今回の番組を見て、改めて「文章を書くって面白いな」と感じました。
これからもショートドラマをベースに、私も少しずつ物語を作っていきたいと思います。
いつか自分が書いた物語を、誰かに読んでもらったり、映像になったものを見てみたい。
そんなことを考えながら、今日も何か書いてみようと思います。
では。

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