その言葉が発せられた後、しばらく沈黙が続き
「同期の女の子誘って3人で行きましょー」
そうだと思いました
でも生まれて初めて女の子と花火を見に行けると
この時はかなり舞い上がってました
しかも今回は目的も時間も場所(フリー)と
決まってる!
何も調べる必要はない!(これが悲劇の始まり)
人任せや運任せでうまくいく人はいない
意外とすぐにその日はやってきました。
もう1人の女の子は同期の子でした。
その子には彼氏がいる事が分かってました。
その子越しに聞いたし
本人からもさりげなく匂わせがあったので。
ちなみにその同期の子には
その子が気になってる事は伝えていたので
行動はしやすかったです。
運命の花火の日
仕事が終わった人から待ち合わせ場所に集まる
事になってました。
私が1番仕事が早く終わりました
(正確には先輩がうまく引き取ってくれて
本当に今思えば感謝しかないな…)
それほど待たずにその女の子が来ました。
2人で待ってる姿だけ見ると…ね笑
しかしなかなかその同期の子が降りてこないのです。
後から分かったのですが、そんな日に限って
よく若い女性に仕事以外の話を立ち話する人に
捕まって断りきれずに時間だけが過ぎたそうです
(その人いつも空気読まなかったんですよね
たまたまその日だったのか…
もしかしたら噂がもう既に回っていて足止め的な
考えすぎですねw)
花火の開始時間30分くらい前になり、
さすがに出ないと間に合わない時間になり、
仕方なく2人で行こうと立ち上がると同期の子が
謝りながら駆けてきました。
3人が揃い、花火が打ち上がる場所に向かいました
向かう途中の電車で先ほどの人から捕まってたと
いう話を聞きました。
そんな事は正直どうでも良いとこの時は思っており
時間はすぎて打ち上がる場所に着いたのは
開始から20分くらいは経過してたと思います。
でも座った席はすぐ右上に花火が上がる場所でした
その子越しに打ち上がる花火が何か全ての嫌な事を
洗い流してくれそうな感じでした。
花火が終わりました。
夜ご飯を食べて帰ろう
花火大会の後なんて周辺はどこも混んでる
ましてや予約無しなんて入れるわけない
こういうところが出掛け出なかったり、
女の子と遊んだ事がない経験のなさ
何とかなるだろうという浅はかな考え方が
出てしまいました。
ここでいいじゃないですか
同期の女の子が某牛丼屋を指差しました。
3人で入りほぼ無言で横並びで食べて帰りました。
ほんとうに情けない
何も出来ない自分に情けなさが止まりませんでした。
そして…私はこの状態に終止符を打とうと決意しました。
次へ